元ギークハウス真庭住人のヒラノ(ヒラノート)です。
約1年ぶりに大好きな檜の香り漂う久世の駅舎に降り立ったアラフォーのメンズが1人。
私が千葉県南部からわざわざ6時間以上かけて中国地方の岡山県北に行くには理由がありました。
思い起こせば2年前。東京から久世に突然移住した時、近所の住民の方にウェルカムに受け入れていただいて感動を覚えたからです。
今回、既に離れてから1年以上経つギーマニブログに、「頼むから書かせてください」とお願いした理由を結論から言いますと、久世の魅力である「人」について言いたいことがあったからです。
久世には昔ながらの材木屋さんがまだ残っていて、真庭市全体の名産でもある檜は個人的に香りや素材感が大好きですし、自然が多くすぐ近くの温泉で羽根を伸ばせるとか、まあ他にもいろいろとあるのですが、、、いろいろとすっ飛ばして真庭市久世といえば「人」といい切ります。
2日間だけの滞在でしたが、多くの方とお会いする機会を作っていただいたので、久世に住む「人」や出入りする「人」について書いてみようと思います。
久世での「人」との再会
真庭市久世で再会&新しく出会った方と私が受けた感想を書かせていただきました。(お名前50音順)
過去に当ブログの記事で書いている内容もかなりありますが、情報の被り上等で書かせていただきます!
※私の中での印象と記憶だけでその方のプロフィールを書いてます。もし間違いがありましたらお申し付けください。
真庭に住む方々
・岡本さん(岡本旅館)
岡本旅館の大将であり久世の顔役的な方。
突然の訪問にも関わらず、私の寝る場所を速攻で確保していただきました。
思い起こせば2年前。ギークハウス真庭への初訪問時に道がわからず教えていただいた『第一町人』が岡本さんでした。
なにかあるごとにみんな岡本旅館へ行き、情報収集をするというのが真庭では当たり前の出来事なんですよね。
今回は久しぶりの真庭訪問なので「自分のことを覚えていてくれるかな?」という不安はやっぱりありました。
まあ、フタを開けてみたらなんともなかったんですけどね。
当然のように美味し〜いランチもいただきました。
鯛の定食、脂が乗っててウマし。
岡本さんは初めての方でも受け入れてくれますし、一度行ったことのある方にとっては『初心に帰れる場所だな』と思いましたね。
なので、まず岡本旅館→次に白寿庵の流れが最強コンボです。
真庭の久世〜勝山あたりに来たらまずこの場所で洗礼を受けるべし。
・川村さん(税理士川村一行事務所)
私が久世に住んでいた頃、ひょっこりギーマニを訪問された真庭の税理士さん。
自分で士業を開業されていて忙しい中わざわざギーマニ来るあたり、なかなかの変わり者な方だなあと思っていたら、やはり自分でも「変わってますね」と一言。
川村さんは毎日きっちりブログ(https://www.kawamurakazuyuki.com/)を更新されていて、そういう意味でも見習うべき人物です。
そんなことから意気投合し、一緒にブログセミナーを開催させてもらうなんてこともありました。
今回の真庭滞在では私のスケジュールが確実なものではなかったため、川村さんには事前に連絡できないままだったんですよね。
・・・にもかかわらず、後述の黒田さんから連絡していただき、再会を果たすことができました。感謝。
川村さんの物静かな雰囲気の中で、こちらがはっとするような鋭い発言をいただく瞬間が好きです。
・黒田さん(ギークハウス真庭・黒田酒店)
ギークハウス真庭の創設者で、デザイナー。この4月に実家の黒田酒店をリニューアルオープンしたり、デザイン会社を設立したり。
私が久世に滞在中、一番お世話になった方といっても過言ではありません。
冬の寒〜い真庭では石油ストーブが欠かせず、車の無い私のためにわざわざ車を出して灯油を買いに行ってくれたりと、生活面で本当に助けられっぱなしでした。おかげで死にませんでした。
黒田さんは以前と全くかわらずオシャレなオーラを発しており、今回も今後やる予定の面白い企画を教えてくれたりと、さすがだなって感じでしたね。
黒田酒店は久世商店街の駅側入り口近辺にあり、リニュアルオープンで全面ガラス張りになりオープンな雰囲気に。
久しぶりに久世に行った私は、「あれ?久世の商店街ってこんなに明るかったっけ??」という印象を受けました。
前述の岡本旅館を、ちょっとカタめの重鎮達が会合で集う場所としたら、黒田酒店はカジュアルに肩の力を抜いて集まれる大人の秘密基地的な場所かな?というところですかね。
もちろん、街の活気にはこのどちらの場所も必要だと私は思ってます。結構真剣に。
黒田さんが元気な姿で再会することができて、ぶっちゃけ泣きそうになってグッとこらえたシーンもあったりなかったり。。(多分バレてないと思う)
・鈴木さん(白寿庵)
久世の商店街で楽しそうな高笑いが聞こえてきたら豆腐屋白寿庵の鈴木さんをまず疑いましょう!
「笑う門には福来たる」とは言っても、これを地で行くご家族はそうそういません。
一見ちゃらんぽらんそうに見えて、地盤にはしっかりとした哲学があるあたりが全くあなどれない豆腐屋さんなのです。
前回は「車ないならくれる人を紹介するよ。ビールケース1箱と交換でOK」というノリでした。一体なんのわらしべ長者だ??
今回も「仕事探してるならウチに来い」といわんばかりの勢いで近隣の事をいろいろと教えていただきました。ハローワークかよ!?って感じです。
ちなみに、白寿庵の方々は悪い人をすぐに見抜く特殊能力があるので、そういう輩は行っても無駄足に終わることを先にお伝えしておきましょう。
次回の訪問時も当然のように寄らせていただこうと思ってます。仕事と車をください。
・住田さん(スミダ商店)
久世商店街の八百屋さん。顔が誰かに似てるけど思い出せません。
今回はスミダ商店の前を通りがかってちょっと立ち話。
住田さんからは近所の厳しい現状を教えていただいたり、今後の話を少しだけさせていただきました。
次にお邪魔した時は、私の地元名産のイチゴかビワを持参して生搾りジュースをリクエストしようと思ってます。
・谷本さん(イベンター・デザイナー)
谷本さんは今回初対面。
私が白寿庵で一人飲みをしていたところ、谷本さんが来店するという流れで偶然知り合いました。
イベンターでありながら現役の演者さんとのことでやっぱり雰囲気がカッコいい。
白寿庵でなんとなく話をして、そのまま二人で一緒に黒田酒店へ訪問という流れになりました。
真庭市の北房地区で毎年音楽のイベントであるホタルフェスをやっているそうなので、来訪できたらいいなと思います。
私がびっくりしたのは、真庭の人口は私の地元とほとんど変わらないのにライブの規模は非常に大きいということ。
しかも、若手アーティストが育つための必須項目である練習スタジオもあるそうで、これは良い環境だなと思いましたね。実際に演者さんも若手が多いと聞きました。
音楽シーンは練習場所と発表の場がないと育ちません!(断言)
・松尾さん(ろまん亭・真庭地域おこし協力隊OB)
滞在中、2日間連続でお会いしたのが勝山にあるカフェである、ろまん亭の主人である松尾さん。
松尾さんとの初対面はろまん亭にひょっこりコーヒーを飲みにいった時のことでした。
この方に関してはいろいろとありすぎてここではボリューム的に書ききれないのですが、あえて一つ挙げるとすれば『メリハリがすごい方』だなと。
今回お会いした時も、ゆるさと戦略的な鋭さを兼ね揃えたカリスマ的な人だなあという印象を受けました。
会うと『未来のパワー』だけを感じられる人ってなかなかいないですよね。
できれば真庭訪問時には毎回お会いして勉強させていただきたいです。
・ピタゴラスの方々(放課後等デイサービス)
ピタゴラスは主に発達障害の子供達を支援する場所。
岡本旅館で知り合った方から、「ちょっとバイトしてみないか?」と誘われ、施設の面白そうな雰囲気に誘われ何度か訪問してました。
中に入ると、内装が更にグレードアップして派手になってました。
入口にある子供達が描いたアート、天井からぶら下がる飾り、集中するためのPCデスクなどが増えていて、更に居心地が良くなったんじゃないかと思います。
スタッフさんもお会いしたことのある方ばかりで、懐かしい思いに包まれました。
今日はプチイベント的に紐にくくられてお菓子がぶら下がっていたので、、、子供達とパン食い競争的なノリ。
私が行っていた時期にいた子供達が会うなり勢いよく背中に乗ってきたりと相変わらずのやんちゃっぷりでした。
まあ元気に大きく育っていて嬉しかったです。
私の古巣・ギークハウス真庭の方々
ギーマニ住人に関しては、ギーマニブログを読んでいれば大体おわかりかと思うのですが、私の目線であらためて紹介させていただきます。
・秋成さん
ギーマニになにやら怪しい男がいる、という情報をあらかじめ仕入れていたので、若干警戒しながら初対面の場を迎えたのが秋成さん。
今のギーマニ住人さんの中ではある意味一番ギークっぽい方で、今回私がディープすぎる身の上話をしたのが彼でした。
見た目の怪しさとは裏腹に、物腰柔らかく他人への配慮のできる方だったので一安心。
秋成さんの持つ独自の世界観は只者ではないと思わせるなにかがありました。
・佐々木さん
勝山のカフェ、birdの店員にして元ひきこもりの方。そのコミュ力はあなどれない。
今のギーマニ住人の中で顔的な役割を果たしていそうな方でした。
初対面でちょっと話してみれば、私が個人的に書いているブログを参考にして久世にたどり着いたことがわかり、正直にお役に立てて嬉しいなという感想です。
・流さん
壊れたギーマニをDIYで直してくれた方。耳が聞こえない。
住んでいたときからツイッターだけでやり取りはしていましたが、実際にお会いするのはこれが初めてで「やっと会えた!」という感動がありました。
しかしながら会ったのが大人数の場だったので、あまりやり取りできず。次はギーマニのリビングとかでゆっくり話したいです。
真庭に行ったら『人』で楽しもう
勢いでサーッと書いてしまいましたが、ここに書けないマル秘ストーリーもそれぞれあるので、実際に本人にお会いして聞き出すのがベストです。
真庭にはいろんなスキルをすでに持っていて自立した方が多く、そういう方々が集まってコラボした時のパワーはすさまじいものがありますね。
しかしながら、なんで久世にこんな濃い人達がいて、しかも仲良くやってるのか本当に謎です。
我々のような一般人は、そういった面白い方々を遠くからただひたすら見物するもよし、なのですが、やっぱり同じアホウなら踊らにゃ損ですよ。気になったらどんどん参加しましょう。
最近ですと、近隣のお店を飲み歩く、「久世のみ〜の」が私的に注目のイベントで、岡本さんいわくどんどん規模が大きくなっているそうです。
このイベントは定期的に開催されているそうなのですが、最新日程のURLがいくら探しても見つからなかったので、気になった方は岡本旅館に問い合わせしてみてください。